AGA治療薬プロペシアで効果がなかったらアボルブを

AGAはテストステロンが関係した薄毛、脱毛症のことです。テストステロンは男性ホルモンであり、つまり男性型脱毛症は男性のみに起こるものです。発症時期は男性ホルモンの合成、分泌が盛んになる思春期以降が多いです。AGA治療においては、プロペシアやアボルブといった5αリダクターゼ還元酵素阻害薬という薬がAGA治療薬として使用されます。

5αリダクターゼは毛根組織内でのテストステロンからジヒドロテストステロン(活性型)への活性化反応を補助する酵素であり、それを阻害するプロペシアやアボルブはつまりテストステロンの毛根への作用を阻害することでAGA治療薬としての効果を発揮します。プロペシア、アボルブともに効果発現には時間のかかる薬です。ともに効果がでなくても6か月以上は継続して服用しないと効果判定はできません。ではもしプロペシアを服用した時に効果が得られなかった場合にはどうすればいいのでしょうか。

その時はアボルブを追加もしくはアボルブに変更することによって効果が出る可能性があります。プロペシアを服用した場合のジヒドロテストステロン生成抑制効果はおよそ40%と言われています。一方でアボルブを服用した場合のジヒドロテストステロン生成抑制効果はおよそ50%と、プロペシアと比較して高い数値となっており、効果が強いことを示唆しています。またプロペシアは1日5錠まで増量できるので増量で様子をみてもいいでしょう。

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