AGA治療は内服薬と外用薬とで行います

昨今、男性の薄毛のことが大きな問題となりつつあります。高齢化していくプロセスで毛が薄くなっていく現象とは、基本的に異なっています。原因はまだ特定されていません。過度のストレスや睡眠不足、喫煙習慣、食生活などが影響しているとの説が有力ですが、そういった生活態様を改善したからといって、脱毛が止まって発毛が始まったとの事例はほとんどありません。

AGAの診察は、最初は医師による問診と視診からスタートします。額の生え際の後退のレベルや、前頭部と頭頂部の毛髪の細さ、薄さを確認するのが最初です。そして、AGAとの診断が下されたときは、多くのクリニックでは、内服薬と外用薬を用いてAGA治療を行います。一般的には、内服薬としては、フェナステリドを飲むことが多いです。

これは、男性ホルモンの生成を抑制することで、薄毛や抜け毛を防ぐためのものです。厚生労働省が認可している薄毛治療の飲み薬としては、フェナステリドが唯一のものです。6ヶ月程度の服用で効果が出始めるケースが多いです。1年で58%、3年では78%の人が、症状の改善を実感しているとの報告があります。

そして、外用薬としては、ミノキシジルがよく利用されています。これは、毛の成長や発毛を促す効果が認められています。そもそもは、血圧降下剤として使われてきました。ただ、薬の副作用として毛がよく生えてくるというところから、AGA治療薬への転用されることになったのです。

AGA治療の外用薬としては、最優先で推奨されることが多いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です